細田高砂分会新聞 【2016年7月号 第76号】
建設国保を守れ 賃金単価を上げろ
予算獲得に向け交渉を 対都要請行動
6月28日(火)九時半、都庁第二庁舎前集合。対都要請行動で交渉団は大歓声と拍手で出発し、10時に開会。第二庁舎前広場での集会だったが、今年は庁舎前広場での集会になり、梅雨さなかの雨の中でも濡れることはなかった。バス上の演壇か都連執行委員長のあいさつ、来賓あいさつ、基調報告などがあり、団結ガンバロウで11時半に閉会。2150人の参加と発表される。
午後は日比谷で 東京駅までデモ行進
昼食休憩後、12時30分開会の日比谷公園野外大音楽堂に移動。時々小雨に見舞われる野音は全国からの参加者と対都行動から移動した人達で満員だった。第二会場が日比谷公園小音楽堂に設けられていたが、そちらの様子はわからなかった。
来賓あいさつは各政党の国会議員の激励と協調のあいさつ、請願書の受け取りなど。決意表明の全国青年協議会の若者たちの力強い将来に向けての表明は希望を持たせてくれる。決議提案、採択のあと、閉会。団結ガンバロウでデモ行進に移る。
台東、文京、葛飾などの頭部ブロックはいつもデモ行進の最後尾なので出発までの待機時間は長いが、間隔を置いての出発後はスムーズに流れるようだ。八重洲通りの有楽町交差点などの繁華街を『建設国保を守れ』『賃金単価を上げろ』『公契約方を作れ』などコールしながら、東京駅近くまで約3キロを行進、流れ解散になりました。約四千人の参加とのことでした。
細田高砂分会からは二瓶さん夫妻、斎藤、加藤、高久、廣谷さんらと小林の七名の参加。お疲れ様でした。
平和と憲法、選挙を学ぶ 建長会主催 平和・憲法学習会
6月25日昼、支部会館大会議室で開かれました。講師は土建本部、渡辺専従常任中央執行委員。夜来の雨も止み、まずまずの参加者で会場も埋まり、熱心に憲法の解説に耳を傾けました。ところがちょっと難しい。安倍首相は前々から憲法改正を明言していたが、参院選が近くなったら、どの条文を改正するかまだ決まっていないなどと、争点をぼかして改正論は棚上げ。アベノミクスを推進して、日本経済を立て直し、国民の生活を豊かにするという。だが、物価は上がり、賃金は上がらず、貧富の格差は広がり、貧困層は増える。非正規労働者は増え、低所得で所帯を持てない男女の独身者は増え続けて、少子化となり、高齢者ばかりが多くなった。人口の四分の一が60歳以上だとか。憲法学習会で「緊急事態条項」って何?ナチスの授権法などの解説もあり、ますます混乱する。G7の首脳会議で安倍首相の言う世界経済の危機を各国首脳は否定「世界経済はそこそこ安定した成長を維持している」独メルケル首相。「世界の首脳は安倍首相の懸念に同調せず」英タイムズ。安倍政権が強調する成果は賃上げ、雇用、実質国内総生産、社会保障、子供保育などすべて底が割れた数字で国民生活は安定しないようです。
学習会には68名が参加。おぼろげながら学習成果を感じた一日でした。
教育宣伝部 学習会 かつしか・環境緑化フェア
六月十二日十時。テクノプラザで開催された【かつしか環境・緑化フェア2016】を取材。午後支部に戻り記事書き発表するということで、会場を回りました。入り口広場では区のゴミ回収車が、子供たちにゴミの投げ入れを体験させていたり、広場いっぱいに身障者の会のお菓子などの売り場、中に入ると一階広場いっぱいに様々なブースがあり、荒川、綾瀬川、中川、江戸川、水元公園、などの淡水魚、甲殻類の水槽、水鳥などの写真、葛飾の豊かな自然に驚かされる。二階は大ホールの入り口から、大ホールの中も、観客で満員。なにしろ一番から六十四番までのブースで、見る側もうろうろ。それにクイズあり、スタンプラリーありで、子連れの親たちが景品を貰ったりで大忙しだった。
午後一時、支部会館で、記事を書き、沼さんが写真入りで原稿を仕上げ、渡されるが、東新小岩の佐々木さんは見出しから、小見出しまで入れ立派な紙面を作り敬服。大山部長、堀切の笹原さん、担当書記、沼さん、さすがに目のつけどころが違う、まとまった文章を書き感心する。今回は新入りの北水元・高山さんが参加。
八名の参加だったが、いい勉強になりました。
編集後記
花菖蒲も終わり、アジサイも遅咲きが咲いている程度になった。もう七月、一年の半分を暮らした、早い。皆さん参院選挙には行きましたか?
東京土建は綱領で平和主義などを国民的共同で発展させると決意している。綱領では「平和主義を守るためにも国民本位の政治・経済の民主的変革や国政の革新が求められる」とし「日本国憲法の平和主義と基本的人権、国民生活の向上に向けた国民各階層の統一と団結こそ、要求実現と国政改革の力である。われわれは思想信条の違いを超え、広範な国民諸階層の共同した運動の形成と発展に努める」以上、(憲法学習会のテキストから抜粋)
間もなく都知事選。2年後には衆院選挙があり、もっと早くなるかもしれない。主権者である私たちの一票は有意義に執行したいものです。一票は軽くても積み重ねの重さが国政を動かすのではないかと思います。熱中症にご注意を。